司馬遼太郎記念館

対話ノート

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人800円、高・中学生400円、小学生300円(20名以上の団体は入館料が2割引)

大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)

2025年5月

 近畿大学に通う弟と父と3人で訪ねました。
 私自身は初めての訪問でした。10歳の頃に『坂の上の雲』を父の本棚から引っ張り出して読んだ日から15年余りたち、ここに来られたことにとても感激しています。
 20代も後半に差し掛かり、人生を見つめ直し、将来を考える機会がこの頃増えましたが、司馬先生自身や、作品に出てくる先人たちの生き様を人生の指針として参考にしようと思いました。
 やっと来ることができました。素晴らしい空間です。
 図書館宇宙!!
 作品を全て読んでいるわけではないので、また読みたいと思います。1番好きなのはやはり歴史好きになったきっかけ、高校生の時に読んだ『燃えよ剣』でしょうか。『坂の上の雲』も大好きです。私にも残り時間が少しずつ少なくなってきて、目も頭も力をなくしつつあります。でももう少し頑張って、日本の歴史を知りたいと思いました。
 今日初めてここに来館して、本がこんなに収納されていることに最初にびっくりしました。まだあんまり司馬さんのことは知らなかったけど、じっくり見て司馬先生のことを知っていきたいと思います。まだ中2だけど国語の教科書に出てきたら思い返したいと思います。
 私は中国人です。中国のドキュメンタリーを見て、実は安藤忠雄さんの作品に興味があって、ここに来たのです。けれども、ここに、今座って、上を眺めて、本の姿をいっぱい見て、すばらしい感じがしてきました。そしてひだりにちょっと見て、窓から光が通ってきて、人生を照らす光みたいに感じてきたのです。どんな人だろうなって思って、司馬さんの作品も読みたくなりました。
 では、今度、もし今度でいたら……。 (原文:日本語 少し文章を修正しています:事務局)
 台湾人です。今日は司馬先生に会うためにここに来ました。
『台湾紀行』『竜馬がゆく』を書いてくれてありがとう。この2作品は私の人生、私の物の見方に大いに影響を与えました。『台湾紀行』を読んでいたとき、台湾人として、自分の国について多くのことを知らないということに気付きました。日本と台湾は深いつながりがある。しかし忘れることも許されない。司馬先生がいてくれてありがとう。 (原文:英語)
 感涙。なみだが止まりません……。やっと来られました。感動がおさまりません。ペンが進みません。傘寿、自分への〝ほうび〟としてやって来ました。来て良かった。このまま浸っていたいです。
 司馬遼太郎先生の様に文章が上手く書けるようになりたい。
 また、思いやりをもって人と接するようになりたい。
 ここ最近、自分の生き方や人生について、思い悩んでおり、リフレッシュのために、こちらまで足をのばしました。
 膨大な量の文献を見て、圧倒され、悩みも打ち消された気がします。来てよかったです。 
 22歳の今、この場所を訪れることが出来て良かったです。人生に迷った時は、先生の書に触れて先人たちに問いかけていきたいと思います。
 企画展「司馬作品 戦国・幕末を挿し絵でみる」を楽しみにし来館しました。
 小説、エッセイは単行本、文庫本、電子書籍で読めますが、挿し絵は連載時の雑誌、小説の中だけで、今日見る事がなかなか叶いません。
 今回さまざまな司馬先生の小説の挿し絵を見、当時をしのぶことができました。すばらしいの一言です。そして『十一番目の志士』の天堂晋助は、こんな顔だったのか!と嘆息しました。
 すばらしい企画展をありがとうございました。
 また、他の挿し絵を見る企画、機会を設けていただけたらと思います。
 自分の人生を変えてくれた本が『燃えよ剣』でした。
 高校生の時のテスト期間中、友人が読んでいたものを借りて帰りました。気づいたら朝でした。テストが終わり、すぐに本屋へ向かったことを今でも覚えています。
 本を読むこと、がとても楽しい!ことだったことを思い出させてくださった司馬先生には感謝しかありません。
あれから20年経ち、多くの本を読むことができています。その一冊一冊が自分を作っていると思うと、高校生のときに『燃えよ剣』を読んでくれていた友人と本を書いてくださった司馬先生に感謝です。ありがとうございます。
 これからも時間のあるかぎり、本にふれていきたいと思います。
 今日は楠木正成公の御命日。自分は平成十八年(2006)に生まれました。司馬さんが亡くなって十年程経った頃です。そして本格的に司馬文学を読み始めたのは、中学生になってからです。司馬さんがこの世を去って長い時間が経ったのにも関わらず、多くの方が感銘を受けています。
 日本史の楽しさを育んでくれたのは司馬さんです。これからも教えてくれた日本史の楽しさを活かして広く深い日本史という海を巡りたいと思います。
 小学生以来の再訪。ありがとうございます。現在は『この国のかたち』を読んでいます。いつかは制覇を。