大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)
2024年12月
果てのない情報量にきっと頭はパンクする。が、きっととても有意義で楽しい時間となることは間違いないと思う。久々に本が読みたい。
記念館に刻まれた母の名前を見て涙が出ました。「二十一世紀に生きる君たちへ」私は小学校教諭として2度程教材として授業を行いました。司馬さんの思いを子供たちに伝えられるような授業ができたか自信がありません。自分の勉強不足を悔やみます。
どうか多くの人に「二十一世紀に生きる君たちへ」の思いが伝わりますように。
もう一度考えてみたい。本能ではなく、訓練すること、人に優しく、自分に厳しく。
司馬作品を契機として、教育への道、歴史研究への道を歩んだとこのノートに書いている方がおられます。私もご多分に漏れず、ある意味、その一人で、大学は史学科へ進み、中学、高校の教育免許を取得しました。「ある意味」と書いたのは、結局、その道とは違う方向へ行き、一会社員として三十年以上生きてきたからです。とはいえ、歴史を学び、教育について探究したことが、会社員としての自分には役立っています。それ以上にやがて定年を迎えたとき、市井の歴史家として(ほんの端くれですが)生きていこうという目標を得ることができました。司馬先生のおかげと言っても過言ではないでしょう。
今後も司馬先生の著作を読む、探究するという「推し活」を続けていきたいと思います。
と、ここまで書いてきて、天井を見上げた時、太鼓の心地よい音が響いてきました。今から、桂南光一門会の寄席を楽しみます。生で落語を聴くなんて、初めての体験です。これも司馬先生、司馬作品、そしてこの記念館がつむいでくださった縁でしょうか。
おあとがよろしいようで。
来館するのは、最後かもしれません。
門前仲町の本屋で『竜馬がゆく』に出会ってから68年?になるでしょうか。
今人並みに生活が出来ているのは、あの出会いのおかげです。大学を〝ヤメル〟と決めた日でした。
『竜馬がゆく』を読んで、〝ヤメル〟を〝ヤメタ〟のです。
ありがとうございました。
当時はわからない言葉も多く、意味を調べながら読んでいました。
今回ようやく来館することができました。見るところはたくさんあるのですが、ずっと眺めていたいくらいです。
歴史との向き合い方、これからの時代との向き合い方、いろいろ考えることをやめないようにしていきたいです
たかが小説、物語、とは言いますが、これだけの資料、文献をもとに創られ、ひとつの歴史の見方をこの世に生み出されたと所以がよくわかります。
恥ずかしながら、買ったまま読了できていないものもあるため、少しずつ手にとっていきたいと思っています。また来ます。
本日、来館して、感銘を受けました。本を読みたい、歴史の国へ行きたいです。
キラッ☆キラッと光る「司馬語」が大好きです。よき文章に触れ、自らを豊かにできたらと思います。
私は小学生の時に教科書に掲載していたモンゴルの星空の素晴らしさが文章だけで十二分に伝わってきたことを今でも鮮明に覚えています。これだけの本があると圧倒されます。
安藤先生の光の取り入れ方の素晴らしさにも感動致しました。