大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)
2025年3月
P.S.菜の花綺麗!かわいい!
司馬先生好きの祖父と一緒に訪れることが夢でしたが、年末に骨折して入院となって以来、すっかり弱ってしまったようで、その夢を叶えることはどうやら難しくなってしまいました。菜の花の写真と土産話を持って、お見舞いに行こうと思います。
学生のとき以来に『新史太閤記』を読んでいます。会社の社長が信長に似ているなあ、と感じながら藤吉郎の行動を楽しく追っています(笑)
数年前祖父が亡くなった際は、その新聞の切り抜きと共に火葬しました。今ごろ天国で祖父も司馬先生の作品を読み直していると思います。
展示されている本の膨大な多さに今回も圧倒されました。ひたむきに精一杯、日々を生きることの大切さに、また気づかされました。
帰りにコーヒーを頂いて帰ります。
ありがとうございました。また来ます。
ドラマだけでなく本も読んでみようと思い、司馬先生の本を図書館で探して、子どもの絵本を一緒に借りて楽しんでいます。
次は、『梟の城』を読もうと思いました!この記念館には静かな落ち着いた空気が流れていて好きです。また子が大きくなったら、一緒に来たいです。
しかし、小学6年生の時に、今村翔吾さんの本を読んだことで再び歴史小説を読みはじめ、『関ヶ原』を読みました。一番好きな戦国武将が石田三成になりました。
他の作品も読み、まだまだ未読の本がたくさんありますが、司馬先生の本を全て読みたいと思います。
ずっと記念館に来たかったので、来られて嬉しかったです。
恥ずかしながら、私自身はまだ先生の作品は未読です。
首が痛くなるほどの高さに積み上げられた本を見ていると、何の対価も払わず先生の作品を読める、この恵まれた状況が奇跡のように感じられました。ありがたいことです。
ビデオや司馬さんのお宅を見て、初めて知る驚きや、大阪なのにとてものどかで、小鳥のさえずりさえも聴こえるような落ち着きに感嘆しました。
また、他人様のこのノートに記されている内容を見て、これから(今も)どんどん深く司馬さんのことについて、そしてその本を読んで知っていきたいなと思います。
今、世界では戦争がたえません。よくよく考えると、日常の中にも大なり小なり戦争があるかもしれません。
日常の戦争であろうが、世界の戦争であろうが、大切な事は同じことかもしれません。
過去の出来事を作品を通し再現させているのを文章で読むと、あたかも目の前で起きているのかと思えるような表現や言葉使いが特に好きです。また、知らないことに触れ、人生の時間が延びたような思いが司馬さんの作品を読むと感じられます。無名、知られない日本人に触れ、今の社会を見てみると、日本人の思想の移り変わりを感じました。