講演会シリーズ
年6回、記念館で開かれる連続講演会の抄録です。さまざまな分野で活躍する講師の皆さんが、司馬遼太郎のことやご自身の専門分野について語ります。記念館ホールのアットホームな雰囲気で開かれた講演会を活字でどうぞ。
内容 | 掲載号 |
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熟達論 ― 人はいつまでも学び、成長できる/為末大 | 第92号 |
司馬さんと「モンゴル世界」― 作品群の地下水脈/鯉渕信一 | 第92号 |
司馬さんと出版/佐藤隆信、平尾隆弘 聞き手・内藤麻里子 | 第91号 |
地に足のついた大阪の食べ物とお料理/土井善晴 | 第90号 |
歴史小説に不似合いな〝定説〟- 傘連判状の場合 | 第90号 |
司馬さんの言葉/坪内稔典 | 第89号 |
撮る視点で見た「司馬文学」/小林修(聞き手:村井重俊) | 第89号 |
毛沢東、書家として詩人として/石川禎浩 | 第88号 |
花を愛した関西人と、牧野富太郎/朝井まかて | 第88号 |
私と司馬遼太郎/今村翔吾 | 第87号 |
ナポレオンを書く/佐藤賢一 | 第86号 |
この国を変える「二・五人称の視点」/柳田邦男 | 第86号 |
天守から城を考える/千田嘉博 | 第85号 |
噺家のよもやま話/桂南光(聞き手・上村洋行) | 第84号 |
令和の作家が受け継ぐ司馬遼太郎の遺伝子/川田未穂 | 第84号 |
大阪における医学の発展~適塾から中之島4丁目未来医療国際拠点/澤芳樹 | 第83号 |
大坂の笑いの歴史/木下昌輝 | 第82号 |
戦車そして輸送船-〝補給戦〟に見る日本陸軍/堀川惠子 | 第82号 |
司馬遼太郎文学と私―戦国・播磨・北前船/玉岡かおる | 第81号 |
着こなすアート アンティーク着物の世界/通崎睦美 | 第80号 |
映画「峠―最後のサムライ」を撮って/小泉堯史 | 第80号 |
大君の遣米・遣欧使節―幕末の幕府外交・続/木内昇 | 第79号 |
映画「燃えよ剣」は我がライフワーク/原田眞人 | 第78号 |
幕末の幕府外交/木内昇 | 第78号 |
古代小説の課題と展望/澤田瞳子 | 第75号 |
バブル崩壊、ロッキード事件、福島原発事故…と歴史の記憶/奥山俊宏 | 第74号 |
司馬遼太郎の旅 北のまほろばをたどる/沢木耕太郎 | 第74号 |
司馬遼太郎の宗教性と歴史性/釈徹宗×高島幸次 | 第73号 |
これまでの時代、これからの時代と司馬作品/保阪正康 | 第72号 |
小説を読むこと/黒川博行(聞き手・上村洋行) | 第72号 |
ことばの力―俳句と風土/宇多喜代子 | 第71号 |
信長の時代/安部龍太郎 | 第70号 |
語り継ぎたい考古学の話~縄文の心、弥生の技術/佐古和枝 | 第70号 |
司馬遼太郎から学ぶ21世紀を生き抜く知恵/佐藤優 | 第69号 |
竜馬とゆく/ジュリエット・W・カーペンター | 第68号 |
司馬先生は私の羅針盤/阪口純久 | 第68号 |
『この国のかたち』を読み解く/鹿島茂 | 第68号 |
歴史の中の阪神タイガース/井上章一 | 第67号 |
歴史小説の潮流と司馬作品/伊東潤 | 第66号 |
島国と大陸――ことばの往還/リービ英雄 | 第66号 |
気骨の明治生まれと縁あって/通崎睦美 | 第65号 |
「ボケてたまるか!」司馬担当記者の認知症早期治療実体験報告/山本朋史 | 第64号 |
徳川家康の江戸城ー新発見「江戸始図」の意義/千田嘉博 | 第64号 |
大鼓の調べ~遥かなる絹の道へ/大倉正之助 | 第63号 |
歴史小説の楽しさ/葉室麟(聞き手・高梨通夫) | 第62号 |
『関ケ原』の映画化は夢だった/原田眞人 | 第62号 |
『街道をゆく』を読みなおす/赤坂憲雄 | 第61号 |
戦争と近代を都市に読む―ピアノの音色とともに―/井上章一 |
第60号 |
『竜馬がゆく』が変えた日本人の価値観/里中満智子 | 第60号 |
司馬作品の壮大さ、多面性に魅了され/竹下景子(聞き手・上村洋行) | 第59号 |
いのちと対話する言葉/柳田邦男 | 第58号 |
読みにくい世界の読み解き方/佐藤優 | 第58号 |
司馬さんと直木賞/平尾隆弘 | 第57号 |
「人生案内」と女性/出久根達郎 | 第56号 |
草原と海原―司馬遼太郎の思想のスタイルをめぐって/片山杜秀 | 第56号 |
歴史の中で二〇一四年を振り返る/千野境子 | 第55号 |
ミステリーと私/大沢在昌 | 第53号 |
『この国のかたち』――私論/田中直毅 | 第52号 |
司馬遼太郎の眼/三浦雅士 | 第52号 |
それでも生きている日々/山田太一 | 第51号 |
アートによるまちづくり―美術館が人やまちをかえる―/蓑豊 | 第50号 |
島国と大陸、文学として/リービ英雄 | 第50号 |
伊藤博文と井上馨―その後の二人の友情/伊藤之雄 | 第49号 |
国々は国境なき時代をどう共有するか/浜矩子 | 第48号 |
北京の司馬遼太郎さんの面影/手嶋龍一 | 第48号 |
私が作家になるまで/逢坂剛 | 第47号 |
歴史に学ぶ地震と津波/磯田道史 | 第46号 |
奈良からの風/河瀨直美 | 第46号 |
創造するアジア都市―大阪のグランドデザイン/橋爪紳也 | 第45号 |
日本の近代/三浦朱門 | 第44号 |
昭和史を考える―太平洋戦争まで―/保阪正康 | 第44号 |
「坂の上の雲」の音楽/久石譲 | 第42号 |
『坂の上の雲』と広瀬武夫/西村与志木・藤本隆宏 | 第42号 |
“淀川文明”を世界遺産に/辻原登 | 第42号 |
愛と共感からの創造/茂木健一郎 | 第41号 |
私の好きな司馬作品 /後藤正治 | 第41号 |
菜の花と菫と―司馬遼太郎の俳句的風景/坪内稔典 | 第40号 |
日本の歴史、世界の中で考える/井上章一 | 第40号 |
これまでの講演会―55人の講師とともに | 第40号 |
僕がノンフィクション作家になった理由/佐野眞一 | 第38号 |
対話の時代に向けて/平田オリザ | 第38号 |
司馬文学に学んだ歴史小説の心/火坂雅志 | 第37号 |
境界を越えて生きる/安藤忠雄 | 第37号 |
生き方雑記帖/山本一力 | 第36号 |
司馬と私―The Queen of Shiba/J・W・カーペンター | 第36号 |
東アジアにおける人流と思想連鎖/山室信一 | 第34号 |
司馬文学と個人的事情/難波利三 | 第34号 |
司馬さんと戦国の女たち/諸田玲子 | 第33号 |
正確に見る/養老孟司 | 第33号 |
司馬遼太郎と今、我々が生きる世界/寺島実郎 | 第32号 |
司馬文学の真骨頂―初期の幻想小説/磯貝勝太郎 | 第32号 |
文学と音楽の出会い/新井満 | 第31号 |
旅と物語/夢枕獏 | 第30号 |
近代中国と日本/浅田次郎 | 第29号 |
名言『坂の上の雲』/半藤一利 | 第29号 |
ロジェストウェンスキー大航海―司馬遼太郎『坂の上の雲』と吉村昭『海の史劇』/中村稔 | 第28号 |
土方歳三の涙/北原亞以子 | 第28号 |
『坂の上の雲』に見る司馬文学の特徴/辻井喬 | 第26号 |
平城京で出会った司馬さん/ドナルド・キーン | 第26号 |
青春小説から全対小説へ―『坂の上の雲』とその前後/関川夏央 | 第24号 |
旅先の街角から/北方謙三 | 第24号 |
司馬さんのリリシズム/真野響子 | 第22号 |
司馬遼太郎さんの歴史観/上田正昭 | 第22号 |
人・街・夢/浜村淳 | 第21号 |
司馬さんの「イスラーム性」をめぐって/片倉もとこ | 第21号 |
言葉の健康/赤瀬川原平 | 第20号 |
私の中の司馬さん/鶴見俊輔 | 第20号 |
小説を読まない国に未来はない/児玉清 | 第18号 |
テレビドラマの作り手として/大石静 | 第18号 |
やさしい人/瀬戸内寂聴 | 第17号 |
司馬さんのすごさ/中西進 | 第17号 |
司馬遼太郎さんの効き目/武田鉄矢 | 第16号 |
いのちの不思議/岸本忠三 | 第16号 |
ユーラシアの再編成にむけて/松原正毅 | 第14号 |
ことばの風景/天野祐吉 | 第14号 |
歴史小説のこと/宮尾登美子 | 第12号 |
アジアがつくった世界地図/杉山正明 | 第12号 |
モンゴルと司馬遼太郎/梅棹忠夫 聞き手:小長谷有紀 | 第11号 |
司馬遼太郎と「もうひとつの日本」/松本健一 | 第10号 |
私の昭和~ゾルゲ事件~/篠田正浩 | 第10号 |
司馬さんの眼鏡/永井路子 | 第9号 |
『街道をゆく』と地域学/森浩一 | 第8号 |
人間とロボット/立花隆 | 第8号 |
日本国憲法と司馬さん/井上ひさし | 第7号 |
竜馬と遼太郎/出久根達郎 | 第6号 |
司馬さんのイスラーム観-近代日本をとらえる鏡-/山内昌之 | 第6号 |
ノンフィクションと司馬さん/柳田邦男 | 第5号 |
ものづくりと司馬さんの世界/安藤忠雄 | 第5号 |
戦国時代と司馬さん/宮城谷昌光 | 第4号 |