司馬遼太郎記念館

対話ノート

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)

2023年2月

 中学の時、『竜馬がゆく』を読んで坂本龍馬にあこがれて、大学生の時、西日本を明治維新の史跡、博物館を訪ねて、夏休み、冬休み、春休みは四国の高知の宿泊施設で住み込みで働いてました。そこで妻と知り合い、新婚旅行は長崎から鹿児島に行き、ひとり娘に龍馬の恋人と「さな」から名づけました。
『竜馬がゆく』がなかったら、私の人生はなかったのかも(笑)
 私が司馬先生の作品を初めて読ませて頂いたのは、働きだしてしばらくたってからでした。友人からすすめられてまんがしか読んでいなかった私でしたので、最初は、とっつきにくくてにがてでした。しかし読んでいくうちに時間を忘れるくらい読みつづけて、最後まで本を買って読みました。
 不思議なのですが、その本『竜馬がゆく』を読み終えた、次の朝に先生が亡くなられた一報がニュースで流れていました。
 それからだいぶ年月がたち、今回ここに来たのは、娘の大学受験で大阪に来たからです。特別準備していた訳でなく、記念館がある事も知らなかったのですが、大阪大学外国語学部の先輩に先生の名前があったことと、娘の受験終了まで時間があり、何か縁を感じたからです。この記念館にきて、まだまだ自分自身は勉強不足だし、もっと日本人としてできる事があるのではないかと思いました。次世代に繋げる仕事や想いを大事にしたいです。
 コロナが落ち着いたので、シンガポールから来ました。海外在住《今年で13年目》の日本人として、自分の中にある日本人としての美しさを自分の個性として伸ばし少しでも世の中の役に立っていきたいと覚悟をあらたに致しました。今日は電車の中で『歳月』を久しぶりに読みながら来ました。
岡山在住の公務員&高校生の母です。
 今日は近くの大阪商業大学にて地理学オリンピックの二次です。
 “え~来るの~”と言う、親からそろそろ自立の息子に
“近くに司馬さん(親子の間ではなぜか共通の知人?)の記念館があるんだって”
“へ~“ 
”知らなかった?でしょ。これは、はずせないでしょ?“
“うん”
で、同行o.k.です。様々な作品のタイトルをたどるだけで、自分自身の成長(?)をふりかえるような…そんな思い出の旅のひとときをすごすことができました。
まだまだ読んだことのない作品がたくさんあります。これからの道標――です。
 以前から記念館の存在は知っておりましたが、なかなか訪問する機会がなく、今回、新聞で生誕100年の記事を見て、これは是非にもと思いました。
20代のころ、夢中で数々の作品を読みあさりました。最初は『燃えよ剣』でした。主人公の生き様に胸を打たれ、一気に司馬さんの作品のとりこになったことを今でも覚えています。
人生の指針を与えていただいたことに感謝します。
 今年の菜の花忌(註:2月12日 事務局)は八重の里での開催、ということで、記念館もコースに入れられました。
 駅からの菜の花、記念館の庭、今日の青天、館内での会員との再会、司馬さんのご縁を深く感じています。 
 久々の菜の花忌でとても楽しみでした。昨夜は少し興奮し眠れず、朝ねぼうしました。
 コロナ禍でTVを見たりする事が多いこの頃ですが、『街道をゆく』の訪れた場所が時々出てくると見入ってしまいます。
 今後も出かけて楽しみたいと思います。 
 菜の花忌シンポジウムに参加する為、東京から日帰りで参りました。
 お勤め先の一つ下の方に秋山真之さんの末裔の方がいて初めて読んだのが『坂の上の雲』でした。
 父も日本海海戦の「本日晴朗なれど波高し……」を誦じる程の海軍ファンだったので、生きていたら一緒に来たかったです。
 『街道をゆく』もすきで、スペインにいった時の現地のガイドさんは司馬さんをご案内した方でした。
 先生が文章を書かれていたこの地で私も文字を書くなんて、ちょっとびっくり!そして感激です。先生は亡くなられましたが、先生の生きていたあかし、お考え、残しておきたかったこと、そんないろんな思いを感じる気がします。
 この建物を作って下さった安藤先生にも感謝です。同じ大阪人の知が私にも流れていることに何かわきおこる思いに自分でもおどろきです。
 大阪のほこれる先輩!ありがとう!
「二十一世紀に生きる君たちへ」
 今日ここに来て、このメッセージを直接見ることができて、感じることができて、私の人生に大きな変化が訪れたように感じた。
 己に厳しく、人に優しく、たくましく、自然という大きい大地の上に私たちが存在していること。今まで無意識のうちに生きてきた。あたり前の二十一世紀がものすごく大きいものなのだと。
 そんな私たちに残してくださったメッセージを1つ1つ大切にしたい。

 菜の花の季節に訪れることができてよかったです。
 膨大な著作の数々、蔵書の数々に圧倒されました。
 菜の花の軽やかさ、優しさと、司馬ワールドの重厚さの対比が印象的で、いつまでも心に残る訪問となりました。
 こんにちは。本がたくさんあり、びっくりしました。今は「二十一世紀に生きる君たちへ」について学習しています。すごくきょう味を持っていつもの国語の3倍おもしろいです!!メッセージを残してくれた司馬さんに感謝。
 菜の花の時に来れてよかったです。先生の小説を読んでいると、その歴史の場に自分もいるように感じます。先生が歴史の中にも友人がいるとおっしゃったとおり、私も同じように感じます。
 これからもたくさんの作品を読んでいきたいです。
 学校の課題で司馬遼太郎司馬記念館に来ました。
 小さい頃一度来たことがあり、一冊買ってもらった本は冒頭を暗記するほどすきでした。
 もう一度来れたよかったです。菜の花もきれいでした。
 一度訪れてみたかった司馬遼太郎司馬記念館にやっと来れた。
 雨の中、足元がぬれたが、来た甲斐があった。
 いつもラジオ大阪の“司馬遼太郎短編傑作選”を欠かさず聞いている。
 この蔵書の大阪に圧倒された!!まさに知の巨人!!建物の美しさにも感動した。
「自分にきびしく、相手にはやさしく、いたわりをもって」生きていこうと思った。(息子と一緒にこれてよかった)

 母と一緒に来た司馬遼太郎記念館。展示室の蔵書量に圧倒!是非手に取って読んでみたいと思ったのがたくさんあった。自分は未だ司馬作品を殆ど読んだことがないので、今度『関ケ原』や『竜馬がゆく』を読みたいと思った。そして再びこの展示室に戻ってきたい!
「たのもしい」人に成れるように日々精進しよう!と思えた。
 近江の山里、日野町から3年ぶりに来館しました。
 小生、満七十七歳です。
 顧みますと聖人の一年か二年前に発刊された『竜馬がゆく』を読んだのが司馬遼太郎氏(先生)との出会いでした。
 爾来、先生の著作を再読、再々読しております。目下、『街道をゆく』を読み乍ら、日本各地を旅した思い出に浸っております。
 今日は、偶然にも高校生の団体の皆さんと一緒にホールで司馬さんの世界を鑑賞、学習できました。嬉しいことでした。
 この記念館が世界の各世代の方々に親しみ愛される様、祈念いたします。
 念願がかない、やっと訪ねることができました。
 教職に就いて3年目、まだ20代のころ、教え子が司馬さんの作品のことで質問にきたとき、それはご本人に確かめてみないと…、おハガキでも出してみたら?と何気なく話したところ、本当にお便りを送ったようでした。
 そしてしばらくして「司馬遼太郎さんからお返事が届きました!」と嬉しそうに見せてくれました。
 若者の想いを大切にされていることを強く感じたことでした。司馬さんありがとうございました。
祖母に誘われて一緒に来ました。これだけの本を読みきるまでには何年かかるんでしょうか…。作家さんの直筆原稿というものも初めて見たかもしれません。編集者さんが大変そうでした。良い空気の場所ですね。また来たいと思います。
今日も散歩がてらに参りました。記念館には何度も足を運んでおりますが、毎回いろいろなことに気付かされます。また、たくさんの蔵書!!いつ来ても圧倒されます!!次来るときは双眼鏡を持参しようかなあ。
 東京から来ました。2ヵ月前に23歳を迎えました。
 生誕100年、命日、23歳の時期に来られて本当に良かったです。
 司馬さんの、「22歳の自分にあてた手紙」、この同じくらいの時期に読み直します。
『竜馬がゆく』に影響を受けました。信義を貫く生き方が好きです。
 この空間にいると、いつもよりおしゃべりな自分が内にいます。少し友人になれました。そんな気がします。
 今、小学校で「二十一世紀に生きる君たちへ」を習っています。
 司馬さんの考える自己はすばらしいと思いますが、訓練も簡単なのに、なぜ広がらないのでしょうか。
 ぼくはごいりょくが1ぐらいです。入って来た時、本の多さをみてそのごいりょくが0になりました。ビックリです。
 アメイジングな作家にまさにぴったりなアメイジングなミュージアムだ。非常に感動したし、安藤さんと同じくらい司馬遼太郎について学ぶことを楽しみにしている。 (原文英語)
 今日は職場の司馬さんオタク!と自称される方と来館できました。嬉しいです!長く八戸ノ里に住んでいるのに、菜の花忌に来館できたのは今日が初めてです。
 地元にあるこの悠久の時間の感覚。素晴らしい司馬さんの作品にすぐ触れられるありがたみを感じています…。八戸ノ里は菜の花でいっぱいです!!ありがとうございます。
「志」が凄い。圧倒されます。二十一世紀を生きる私たちは司馬さんの「志」を繋げていくことが出来るのでしょうか。日本をふがいない国にしない為、立て直す為にも、わたしもわたしなりの方法で、やらなければなりません。