司馬遼太郎記念館

対話ノート

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

大書架に置かれているノートに書かれたメッセージの一部をご紹介します
(このページは毎月初めに更新、前月のメッセージを掲載しています)

2017年3月

 司馬さん、たくさんの本を読まれていたのですね。あっとうされました。たくさんの資料があっての小説、司馬さんの想像力、根底にある「やさしさ」、きっと、人間が好きで平凡を愛していたのでしょうか。また近くに寄ったら、会いに来ますよ!
弟と一緒に来ました。弟は、安藤忠雄の建築を見ていたいというこ事で、僕は興味本位で。本の多さにぼけーっと呆けてしまいました。凄いなぁ…こんなに沢山読んだんだなぁ…ってしみじみ感じました。なんか、不思議と落ち着く場所で大好きになりました!また是非来たいです。
 知識の泉というよりも歴史を編み上げていく力こそ、司馬先生の真のお姿と感じ入りました。書物の量とか書棚の大小は司馬先生を語る上で必要な要素ではありますが、人物を評するアイテムになり得ません。司馬先生の日本に対する見方、歴史観そのものが常人の域を超えているからこそ、資料におぼれることなく、活用し切れたと考えます。司馬先生の世界、深層の視覚というものを作品を通じてもっと知りたかった。まだまだ多くの作品を遺すことができた偉人だったと思っています。
 司馬遼太郎によって過去の日本を知り、様々な多くの人の人生を見つめてきました。読みすすめるとそうであったかもしれないと思ったり、またはこうであったかもしれないと想像し、歴史がとても身近になりました。それは、歴史を年号や起こったできごとだけで見るのではなく、そこに生きている人の息吹を感じることができたからです。
 自分がどう生きたいか、どうあるべきかを問われることも多く、いつも手にとっていたい本となっています。
 大量の蔵書という『知識』もさることながら、それを簡潔にまとめ上げ、わかりやすく、面白く伝える司馬先生の『知恵』にも感動しました。TVやインターネットといった、情報をたやすく、大量に得ることができる『知識』の流れの時代である現代において、先生のように『知恵』をみがいていくことが大切なことだと思いました。
 安藤忠雄さんの建築ということで訪れました。
 まずは菜の花の美しさ、アプローチの気持良さに感動。
 これほどの蔵書、インターネットで情報に溢れていると思っていましたが、やはり本の存在は圧倒的。
 中学生の時、『燃えよ剣』読んでました。
 今日、一冊他の本を買って帰ります。不安だらけの未来ですが、自己の確立を目指し頑張ります。
 自然の美しさに勝る芸術は無いと思っていますが、建築物も素晴らしいものですね。人間が創り上げたものも悪くない。
 安藤さんの建築は心がおだやかになります。
司馬先生はじめまして。「二十一世紀に生きる君たちへ」拝読しました。
 晴れあがった空のように、たかだかとした心を持つと同時にしっかりとたくましい足どりで大地をふみしめつつ歩くことはとても難しいと感じます。私は今日この大書架に降り立ち、陽の光がガラスの向こうに春の空を描く中、2万冊の蔵書を見回し痛感したことがありました。「私は何も知らない」。有史以来何十億、何百億の人間一人一人に固有のドラマがあり、歴史があったはずです。その糸が雄大なる地球の歴史を織りなしてきた事実。物語も織物も手を入れるに際しては全体を観ずる必要があります。私は己の全体観の欠如、歴史観の未熟、無知無学を猛省いたしました。今日よりは司馬先生から託された二十一世紀に生きる人間として精進して参ります。
 東大阪に嫁いで4年半。初めて訪れました。
 嫁いだばかりの頃、寂しかった心を「菜の花」が癒してくれたことを思い出しました。
 司馬さんの著書を1冊も読んだことがないですが、蔵書やノートによせた皆さんのメッセージから、何か大きなものが伝わってきました。
 東大阪に、こんな素敵な場所があるとは!近所なので、また来たいです。