第22回菜の花忌シンポジウム 東京・よみうりホールで開催
第22回菜の花忌が、2018年2月16日(金)、午後5時から東京・よみうりホールで開かれました。約1,100人の来場者でホールは満員。舞台と客席、ロビーにはたくさんの菜の花が飾られ、明るい雰囲気のなかで行われました。
第1部は、司馬遼太郎賞とフェローシップの贈賞式。『秘密解除 ロッキード事件』(岩波書店刊)の著者、奥山俊宏氏に司馬遼太郎賞が贈られ、神戸大学国際文化学部の西脇彩央(みお)氏にフェローシップが贈られました。
その後、奥山俊宏氏のスピーチや昨年のフェローシップ受賞者、谷倖帆氏の活動報告が行われました。
第2部のシンポジウムのテーマは、「『燃えよ剣』『新選組血風録』--人は変革期にどう生きるか」。
作家の浅田次郎氏、国際日本文化研究センター准教授の磯田道史氏、作家の木内昇氏、映画監督の原田眞人氏のパネリスト各氏が、幕末、新選組をテーマとした作品から、変化の激しい現在に生きる我々が何を学べるか、をさまざまな視点で語り合いました。
司会は元NHKアナウンサーで文化外国語専門学校校長、古屋和雄氏。
今回の菜の花忌シンポジウムの詳細は
・『遼』67号(4月20日発行)に掲載予定
・NHK Eテレにて放送(2018年3月4日予定)