第23回菜の花忌シンポジウム NHK大阪ホールで開催


第23回菜の花忌が、2019年2月16日(土)、午後2時からNHK大阪ホールで開かれました。約1300人の参加者でホールは満員。舞台と客席、ロビーにはたくさんの菜の花が飾られ、華やかな雰囲気のなかで行われました。
第1部は、司馬遼太郎賞とフェローシップの贈賞式。『悪玉伝』(KADOKAWA刊)の著者、朝井まかて氏に司馬遼太郎賞が贈られ、大阪松竹座勤務の西島春乃氏にフェローシップが贈られました。
その後、朝井まかて氏のスピーチや昨年のフェローシップ受賞者、西脇彩央(みお)氏の活動報告が行われました。
第2部のシンポジウムのテーマは、「『梟の城』――忍者の世界をどう読んだか」。
作家の安部龍太郎氏、国際日本文化研究センター准教授の磯田道史氏、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏、作家の澤田瞳子氏のパネリストの各氏が、忍者をテーマとした作品をどう読み解き、現代の我々が何を学べるのか、をさまざまな角度から語り合いました。
司会は元NHKアナウンサーで文化外国語専門学校校長、古屋和雄氏。
今回の菜の花忌シンポジウムの詳細は
・『遼』71号(4月20日発行)に掲載予定
・NHK Eテレで2019年4月13日(土)14:00から放送予定