司馬遼太郎記念館

企画展

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

『世に棲む日日』――吉田松陰と高杉晋作 

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【会期】 2015年5月19日(火)~10月25日(日)


 今回の企画展では、『世に棲む日日』の主人公、吉田松陰と高杉晋作をとりあげます。
 幕末の動乱期に倒幕への主勢力となった長州藩。小説はその思想的原点となった吉田松陰と遺志を継いで革命へと導く高杉晋作の生涯を、時代の青春群像の中に描いた作品です。
 旅をし、さまざまな人に会って、時代を大きく回天させていった松陰と晋作。司馬遼太郎の描く二人の人物像を通して、幕末動乱期のエネルギーがいかにして起こり、明治維新を迎えたのか。そのことをこの企画展で考えたいと思いました。
 文庫版あとがきの自筆原稿(初公開)や掲載誌、司馬遼太郎が執筆の際に参考にした地図、作品の登場人物に関係する資料などを展示します。
 ガラスケースの壁面には、松陰や晋作がどのように行動したか、同時代の出来事に対応させた年表を掲示。さらに館内の壁面には、二人の旅の主な足跡がわかる約2.7メートル四方の地図をかかげ、二人の行動を視覚的にたどれるようにしました。

【主な展示資料】
・自筆原稿「『世に棲む日日』文庫版あとがき」 (初公開)
・自筆原稿「『十一番目の志士』文庫版あとがき」 (初公開)
・自筆色紙「世に棲む日日」
・司馬遼太郎所蔵「萩城下町地図」(初公開)
・司馬遼太郎所蔵『吉田松陰全集』全12巻(初公開)
・『世に棲む日日』初版本(文藝春秋)
・挿し絵『世に棲む日日』(岩田専太郎画)
・掲載誌『世に棲む日日』(「週刊朝日」)
・吉田松陰自筆詩稿 (初公開)
・井上聞多(もんた)自筆漢詩 (初公開)
・毛利敬親(たかちか)花押状 (初公開)
・毛利元徳(もとのり)自筆短冊 (初公開)
・山県有朋(ありとも)自筆短冊 (初公開)
・野村望東尼(もとに)自筆短冊 (初公開)
・七卿落ち図 (初公開)

これまでの企画展開く