司馬遼太郎記念館

企画展

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

司馬遼太郎の軌跡 1「ペルシャの幻術師」~『竜馬がゆく』

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会期 2015年10月27日(火)~16年4月17日(日)


 来年は司馬遼太郎の没後20年にあたります。今回の企画展は、第1回として司馬遼太郎として作家活動を始めた頃からの作品に焦点をあてて、その軌跡をたどります。
 作品は、1956(昭和31)年に講談倶楽部賞を受賞したデビュー作「ペルシャの幻術師」から、1960年に直木賞を受賞した『梟の城』、1962年から4年にわたり連載された『竜馬がゆく』までの9作品。
 作品の自筆原稿や初出誌(紙)とともに、このほど里帰りした初期作品を執筆した文机や、作家となる決意をした際に描いた「一枚の絵」、書簡などを通して、当時の雰囲気を味わってもらえれば、と思います。
 また、この頃につくられた幅3m、高さ1.5mの「色紙の衝立」もあわせて展示します。司馬遼太郎の自筆色紙と親交のあった作家達による色紙計15枚を張り合わせたものです。

【主な展示資料】
司馬遼太郎が使っていた文机〈初公開〉
・1枚の絵(司馬遼太郎が1955年、当時小学生だった義弟の上村洋行館長に贈った絵画)
・「近代説話」第1号(1957年5月の創刊号)〈初公開〉
・色紙の衝立
・自筆原稿「花咲ける上方武士道」〈初公開〉
・自筆原稿「梟の城」(複製)
・新聞社の後輩に頼まれて書いた書〈初公開〉
・自筆色紙「竜馬がゆく」
・直木賞正賞の時計〈初公開〉
・スクラップブック「風の武士」(表紙に司馬遼太郎の自筆題字)〈初公開〉
・挿し絵「竜馬がゆく」(岩田専太郎氏画)
・挿し絵「新選組血風録」(風間完氏画)
・館内小展示ケースに池波正太郎氏宛書簡〈初公開〉
・館内壁面に『梟の城』『戦雲の夢』『竜馬がゆく』などの連載予告記事5点をパネルにして掲示

【ホール】
 企画展に関連した、司馬遼太郎の作品を紹介する新しいオリジナル映像「司馬遼太郎の世界 忍者・幻術編」(約13分)を制作しました。11時から毎時00分に上映します。

これまでの企画展開く