司馬遼太郎記念館

企画展

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

司馬遼太郎の軌跡2 『竜馬がゆく』~『坂の上の雲』『花神』

 

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会期 2016年4月19日(火)~10月30日(日)


 今回の企画展は、昨年から2017年にかけて行う「司馬遼太郎の軌跡」展の第2回目になります。
 『竜馬がゆく』の連載を開始した1962(昭和37)年から、『坂の上の雲』を連載中、『花神』の連載を終える71年までの10年間に焦点をあてます。
 この時期の司馬遼太郎の執筆量はとても多く、複数の新聞、月刊誌、週刊誌に同時連載していました。
 企画展では、この10年の長編・短編小説の執筆状況や出版した書籍、対談、エッセイの数などが分かる年表を作成。この間に出版された作品の「ミニチュア本」を発行年ごとに展示し、執筆量をイメージ化しました。
 自筆原稿や初出誌、挿し絵、司馬遼太郎が所蔵していた新聞スクラップ、参考にした地図などの展示と合わせて、司馬遼太郎の壮年期の創作状況をふりかえります。


【展示ケース壁面】
 ケース内の壁面には、司馬遼太郎がこの10年間に執筆した新聞、月刊誌、週刊誌に連載した小説の流れを図示しました。同時期にどの作品を書いていたのかが一目でわかるようになっています。中央には、ミニチュア本79冊を出版された年ごとに分けて展示し、立体感を出しました。
 最下段はそれぞれの年の出来事年表で、その時の世相がわかるようにしました。


【主な展示資料】
司馬遼太郎自筆原稿
『城をとる話』『十一番目の志士』『義経』『新史太閤記』『豊臣家の人々』
『坂の上の雲』『大盗禅師』『城塞』『覇王の家』など
司馬遼太郎自筆題字「竜馬がゆく」
司馬遼太郎自筆色紙「斎藤道三遺言状」
挿し絵、装画
『国盗り物語』挿し絵(風間完氏画)
『夏草の賦』装画(三井永一氏画)
『城塞』挿し絵(三井永一氏画)など
掲載紙スクラップブック(司馬遼太郎所蔵)
「功名が辻」(河北新報)、「俄――浪華遊俠伝」(報知新聞)
「妖怪」(読売新聞)、「坂の上の雲」(産経新聞)など
掲載紙切り抜き帳
「花神」(朝日新聞)、「峠」(毎日新聞)
掲載誌
「燃えよ剣」(週刊文春)、「国盗り物語」(サンデー毎日)など
執筆の参考にした地図
「洛中洛外町々大成再見絵図」1864年(元治元年)
司馬遼太郎写真10点                   など


【小ケース内】
司馬遼太郎自筆原稿
「酔って候」、「人斬り以蔵」、「『歴史を紀行する』あとがき」 など

これまでの企画展開く