司馬遼太郎記念館

企画展

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

「司馬遼太郎が描いた絵画」展

painting

 今回の企画展では、記念館に保存されている挿し絵、色紙などの中から原画など36点を展示します。いずれも水彩や墨、鉛筆などさまざまな画材で描かれています。
 司馬遼太郎は楽しんで絵を描いていました。取材時には、ノートに風景や人物をスケッチし、そのときの印象を押さえていました。色紙には文字だけでなく絵を描くこともありました。
 『アメリカ素描』(新潮文庫)、『長安から北京へ』(中公文庫)のカバー装画や、『韃靼疾風録』(中公文庫)の装幀、題字、挿図も手がけました。

 『街道をゆく 35オランダ紀行』(朝日文庫)では、連載中、病気になられた須田剋太画伯の代わりに自ら挿し絵を描き、約5か月間「週刊朝日」に掲載されました。須田さんのためには、他の画家が担当するより自分が描いた方が、という思いがあったからです。

【主な展示作品】
・自筆絵画「ペリカン通りの角」(『街道をゆく35 オランダ紀行』の挿し絵)
・ 〃 「ニューネン寸景」( 同 )
・〃 「急須」(『街道をゆく19 中国・江南のみち』の挿し絵)
・ 〃 「若い頃のテオ」( 同 )
・ 〃 「テオの未亡人ヨハンナ」( 同 )
・ 〃 「うだつ」( 同 )
・色紙 「春 スコットランド」
・色紙 「家」
・自筆原稿「ゴッホの天才性」(『微光のなかの宇宙』)
                        など36点

【開催期間】2008年12月16日(火)~2009年6月21日(日)

これまでの企画展開く