司馬遼太郎記念館

企画展

開館カレンダー

休館日

開館時間:10:00~17:00
(入館受付は16:30まで)

休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4

TEL:06-6726-3860

FAX:06-6726-3856

入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)

「挿し絵でみる司馬作品」展

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 新聞、週刊誌、月刊誌に連載された司馬作品を、記念館所蔵の挿し絵を通して〝読む〟という試みの展示会です。

 司馬作品で挿し絵のついた新聞小説の最初は『竜馬がゆく』で、当時すでに大御所として活躍されていた岩田専太郎さんでした。新進作家との取り合わせで話題にもなりました。

 最も多くコンビを組まれたのは『国盗り物語』『菜の花の沖』などの風間完さんと『十一番目の志士』『城塞』などの中尾進さん。

 このほか『箱根の坂』『韃靼疾風録』の村上豊さん、『坂の上の雲』の下高原健二さんらがおられます。『街道をゆく』では須田剋太さん、安野光雅さんらのほかに、司馬遼太郎自身も挿し絵を描いています。

 今回の展示では、地下ガラスケース内壁面に、約55作品の挿し絵とともに初出誌(紙)をレイアウトした巨大なタペストリーを掲示します。  このガラスケースだけでなく、初めての試みとして地下一階のステンドグラス下の壁面、ホール入口や一階カフェコーナーのコンクリート壁面などを使って全館に展示を展開し、挿し絵の魅力とともに掲載当時の雰囲気を伝えられたら、と思います。

 館内に広がる懐かしい挿し絵、未知の挿し絵を原画でご覧ください。

【主な展示作品】
・『竜馬がゆく』『峠』『世に棲む日日』=岩田専太郎
・『十一番目の志士』=中尾進
・『坂の上の雲』=下高原健二
・『空海の風景』=須田剋太
・『花神』『項羽と劉邦』『菜の花の沖』『国盗り物語』=風間完
・『街道をゆく』=須田剋太、安野光雅、司馬遼太郎
※『空海の風景』『項羽と劉邦』『十一番目の志士』に関しては直筆原稿も展示します。
(会期中、一部展示入れ替えをします)

【開催期間】2004年11月2日(火)~2005年4月24日(日)

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